ネットカフェ(漫画喫茶)は、漫画とパソコンの2つのイメージが強いですよね?
まだネットカフェで働いたことのない人だと、漫画が好きだと「勤務中に読むんじゃないかと思われ面接で落とされそう」、逆にPCは得意じゃないと採用してくれなさそう又は不利になりそうと感じることもあると思います。
結論から言うと、ネットカフェのアルバイトの合否に漫画とPCの好き嫌い・得手不得手はあまり関係しません。それではその根拠を挙げていきます。
ネットカフェのバイトに求められるPCスキルとは
ネットカフェ(漫画喫茶)のアルバイトで要求されるパソコンの技術や知識はほぼ0です。何故なら、殆どお店では「客席でのPCトラブルは自己責任」としているからです。
最低限、ディスプレイの付け方、PCの電源の入れ方、リモコンの入力切替を覚えられれば大丈夫。お店の機械の種類に左右されますし採用後に出勤してからゆっくり慣れていけば問題ないです。
PCスキル | |
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最低限 | ディスプレイの付け方 PCの電源の入れ方 |
できれば | 故障したキーボード、マウス、ヘッドホンの交換 |
実際に、私が4年間30人近くのバイトの入れ替わりを見てきましたが、PCスキルが高かったのは私と歳の近い大学生の2人だけでした。30人中2人しかPCに詳しい人がいなかったんです。
ネットカフェのバイトは自由シフトの店舗が多く、「柔軟にシフトに入ってくれるか」「土日に融通がきくか」くらいしか見ていないのが現状です。これについては、別の記事で詳しく書きます。
大変なのに時給は20円しか変わらなかった
店内ネットワークが繋がらないときの対応、オンラインゲームのアップデート、新しいPCのセットアップなど色々任されていましたが、4年で20円しか時給は上がりませんでした。
私は楽しかったので別にいいですが、ネットカフェに入って楽したい人はPCに詳しくてもアピールポイントにしないほうが賢明。
断れない性格だと、お客さんに「Officeのエクセルの使い方を教えて!」「このページを印刷したいんだけどどうすればいいの」のような質問についつい答えてしまい、賃金に見合わない仕事を増やしてしまいがちです。
逆に本当にPCを何も知らなければ、「事前にご説明した通り、PCトラブルはお客様の自己責任でお願いします。」とすんなり答えられると思います。接客業なので、ある程度の譲歩は必要ですけど、過度なサービスはお店から求められていないので。
募集しているのはPCに詳しい人ではない
ネットカフェ(漫画喫茶)で求人がかかっていてどのような人材が欲しいかと言うと、募集時間帯をしっかり埋めれてあわよくば他の時間もカバーできる人です。
募集要項にも「難しい仕事は一切なし!」「仕事は簡単なのですぐに覚えられます!」とよく書いてありますし、本当にPCスキルがある人材が欲しいならば「PCに詳しい人歓迎」と一文書いてあるはず。
面接でPCスキルをアピールしてもあんまり得がないので、接客業が好きなことや土日でもシフトを埋めれることを主張していくことをおすすめします。